子育て情報『小1からメンバー決めも。全国優勝の強豪街クラブセンアーノ神戸が自分たちで戦術を考えるようになったきっかけ』

2021年1月14日 15:51

小1からメンバー決めも。全国優勝の強豪街クラブセンアーノ神戸が自分たちで戦術を考えるようになったきっかけ

と成果を語ります。

同じく、準々決勝でゴールを決めた大和海音選手は「小学2年生でサッカーを始めたときから、エコノメソッドのスクールに通っています」と話し、何を学んでいるかを教えてくれました。

「コーチからは1対1の仕掛ける場面やボールの受け方などを教えてもらいました。エコノメソッドの特徴はボールを保持して、自分たちのリズムに持っていくこと。ボールを受ける前に周りをよく見て、ボールを呼び込む動きをしないと取られることがわかったので、それを意識しています」

■フィジカルに優れた相手と戦う際に大事なこと

センアーノ神戸の選手たちは、小学1年生のときから、自分たちで試合に出るメンバーを決め、高学年になると戦術も考えるそうです。ジュニアサッカーワールドチャレンジの決勝トーナメントでも、その姿勢を貫いていました。

「ある程度のメンバーと戦い方は子どもたちに決めさせました。試合前日に子どもたちだけでミーティングをして、メンバーも戦い方も決まっていたので、『わかった。
それで行こう』と。ただしハーフタイムには、僕が少し修正しました。子どもたちは、相手の裏のスペースにボールを入れることを決めていましたが、前半はそればかりになってしまい、結果的にスピードで負けて、相手ボールになることが多かったので」

小1からメンバー決めも。全国優勝の強豪街クラブセンアーノ神戸が自分たちで戦術を考えるようになったきっかけ
基本的に選手たちに任せているが、うまくいっていない時はハーフタイムに大人が少し修正を提案することも

チームの中心、キャプテンの丸尾康太選手は、戦い方についてこう話してくれました。

「普段から、自分たちで戦術を考えています。前半は足の速い子を左サイドに置いて、裏のスペースにボールを蹴っていく戦術だったのですが、それがうまくいかなかったので、後半はボールをつないで、フォワードの選手が中盤に降りたりして、みんなでボールを動かすことにしました」

戦術変更が奏功し、後半は少しボールが動くようになりましたが、惜しくも1対2で敗戦。この試合でゴールを決めた國吉晴向選手は「他のチームの試合を見て分析して、自分たちがどんなプレーをするかを考えています」と、普段の取り組みを話してくれました。

■子どもたちに任せるようになったのは日本一になる前年から

センアーノ神戸は2016年に全日本U-12サッカー選手権大会で優勝し、日本一に輝いています。ちょうどその前年から、いまのような「子どもたちに任せて、考えさせる」

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