子育て情報『正しい靴選びがケガ予防とサッカー上達につながる! 重要なのは「横幅」と「かかと」』

正しい靴選びがケガ予防とサッカー上達につながる! 重要なのは「横幅」と「かかと」

■正しい靴選びで偏平足は防げる

就学前のお子さんの靴は「かかとがしっかりと収まるもの」(染谷先生)が良いそうです。

「まずはかかとがずれないように、ヒールの部分が硬くなっているものを選びましょう。靴の中で、足の横幅を合わせるのは難しいので、調整がしやすいベルトタイプ(マジックテープ)もおすすめです。サイズが合っていて、かかとがしっかりしている靴を選べば、中でしっかりと指が使え、必要な足の裏のアーチも出来上がっていきます」

足の指をしっかりと使えるようになることが、サッカーで良いパフォーマンスをするための第一歩です。

どうしても軽くて柔らかい靴を選びたくなってしまうかもしれませんが、かかとが硬くねじれない靴であることも大事です。


■ひざを痛めやすい女子選手の脚には特徴がある

染谷先生の元には、ひざを痛めた女子サッカー選手もたくさん診療に来るそうです。これまでの診察経験から、彼女たちの特徴は、腿から足首まで太さがあまり変わらない脚なのだそう。これも多くの場合、身体の使い方によるもので、身体を正しく使えるようになると、必要な個所の筋肉は引き締まりメリハリのついた脚になるのだと教えてくれました。

「私は女子選手に『筋肉のつき方が綺麗で、立ち方、歩き方がかっこいい選手は魅力的だよね』という話をしています。それこそがケガをしない足なのです。ヨーロッパの女子選手は、スラッとしていて立ち姿が綺麗ですよね」

たしかに、国際試合などでピッチに立っている姿を見ていると、その違いは明らかです。

「足の指を使うことができて、すねを倒す角度が適切になって......、と人体構造に合った動き方ができてくると、足首が締り、ひざ周りの無駄な肉がとれて、足の形が綺麗になります。結果として、ケガのリスクもなくなります。
そうではない選手は、すでにジュニアの年代から、ケガのリスクがある動き方をしています」

足に合った靴を選び、人体構造に適した身体の使い方をすることで、ケガのリスクが減少し、パフォーマンスもアップするのであれば、ぜひとも真剣に向き合いたいところです。「日常生活のときに履く靴はもちろんですが、サッカーのときも足に合ってかかとがしっかりしているものを選んでほしいです。そして、つま先とかかとをつかんでひねったときに、ねじれが少ないこともポイントです」

正しい靴選びがケガ予防とサッカー上達につながる! 重要なのは「横幅」と「かかと」


<正しい靴選びのポイント全6項目>
1.足長(サイズのこと:22.5cmなど)

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