子育て情報『「できる気がする」の気持ちが大事! サッカーの「目標」で頑張る気持ちをキープする方法』

「できる気がする」の気持ちが大事! サッカーの「目標」で頑張る気持ちをキープする方法

みなさん新年の目標は立てましたか?目標は立てることが目的ではなく、実現するために行動することが大切。そうはわかっていても、それがなかなかに難しいものです。

新年に立てた目標をもとに今年1年がんばる気持ちを持ち続けてもらいたい。そのために親子でできることを、スポーツメンタルコーチングをもとに数多くのアスリートをサポートしている柘植陽一郎さんに教えていただきました。
(取材・文:小林博子)

目次

・地道な努力とわくわくする未来を並べて貼っておく
・進捗管理で軌道修正
・親は同じ方向を並んで見つめて
・「自己効力感」が育まれ、もっとサッカーが好きになる


「できる気がする」の気持ちが大事! サッカーの「目標」で頑張る気持ちをキープする方法


<<前編:目標は具体的に立てることが大切!その方法は?

■地道な努力とわくわくする未来を並べて貼っておく

「目標を立てたままにしないためには、目標設定の段階でつくった4枚の紙を子ども部屋やリビングなど、毎日目にするところに貼っておきます。4枚セットで貼る意味はわくわく感をキープするため。実際に毎日のスケジュールの中で目標達成のために取り組むことが書かれているのは最後の4枚目だけなのですが、日々の努力は地道なことが多いので、それだけだとモチベーションを保つことが難しくなってしまいがちに。1日1日の積み重ねの努力の先にキラキラとした未来があることを毎日目で確認できるといいですね」(柘植さん)

前編で作った4枚の目標設定シートには、そんな意味もあるようです。
まずはそんな工夫が施された目標シートであるだけでも、「立てて終わり」の目標では終わらないコツが満載なわけです。

4枚の紙には、憧れや目標とする選手やいつか立ちたいスタジアムなどの写真やイラストを貼っておいても、わくわく感の上乗せになりおすすめとのことです。子どもと一緒に五感を総動員して心が動くような工夫をしてみてください。

■進捗管理で軌道修正

実際に目標に向かって始動し始めたら「進捗管理」も行いましょう。思っていたよりも「できる」が増えていたり、当初に目標としていたよりも高いレベルの自分になりたくなったりすることは、自分の現在地を理解するためにもとても良いことです。

目標や過程の変更は、それを決めてからすぐでもあり得ることで、柘植さんがサポートしているアスリートの中には毎日組み替えている人もいるほどだとか。

想定していなかった新しい景色が見えたら、そこからスケジュールを変更。その時点にできるこれからのベストを新たに考えてください。

■親は同じ方向を並んで見つめて

「子どもとの関わり方としては、サッカーでいうなら"コーナーに追い詰める"ではなく"一緒にコーナーに回って背後からサポートする"という方法をぜひしてもらいたい」

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