2022年9月13日 18:41
指導者の横暴を黙認する保護者も問題、日本サッカー育成年代の間違った熱血指導による暴力問題の本質
勝てば天国、負けたら地獄みたいな戦いは、もちろん、選手にとってかけがえのない経験となる面もあると思う。
でも僕は、それが本当に選手のためになっているのかは疑問に思ってしまうんだ。考えてほしいのは、ゲームそのものではなく、誰のためのものかということ。
育成年代のスポーツの主役は、あくまで選手でなければいけない。でも現実は、選手の手を離れて、視聴者を意識したテレビ局や大会関係者のものになっているよね。
ヨーロッパや南米の育成年代においては、日本のような全国大会はないんだ。あまりにも強いスポットライトを浴びることで、選手が天狗になるのが良くないという理由でやっていないんだよ。選手を保護する考えがある」
出典:パッション 新世界を生き抜く子どもの育て方幸野健一
■保護者ができること
構造をすぐに変えることは難しいかもしれません。
しかし、問題提起すること、コミュニケーションを取ることはできます。
もし、自分のチームの指導者が熱血過ぎるのなら、子どもがサッカーを心から楽しむための親の心得「サカイク10か条」を思い出してください。保護者としてどうあればいいか、わかるはずです。
そして、チームの保護者、指導者とコミュニケーションをとってみてください。
親御さんが、間違った指導を知ることができれば問題はすぐに把握できます。
まずは知ること、そして必要なアクションを考えることです。
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