「真面目に頑張る」は大事だが努力の方向性を間違ってはダメ! サッカー上達に向け「正しく努力する」ための目標の立て方
を細分化していきます。
モトチカくんの答えは「上手いとはドリブル・シュート・パスが正確で、ポジション取りが良いこと、そして紳士的なプレーをする人のことで、クリスティアーノ・ロナウドのような選手のこと。20歳でそうなりたい」でした。
20歳でそうなった自分を想像して頭の中で映像化してもらうと、「最高!わくわくする」とのこと。このわくわく感も大切にしたいポイントです。
ステップ③でやること
・WishリストのA-1を細分化してより具体的にする
・A-1が叶う年齢も決める
・A-1が叶った自分を想像してわくわくする!(わくわくするかどうか?)
■ステップ④理想の自分になるために、今年の終わりにどうなっていたいかを考える
約10年後にクリスティアーノ・ロナウドのような選手になる......。これだけでは漠然としています。
そこで、この目標を年間で刻み「今年は何をするか」に落とし込んでみます。
2023年の年末にどうなっていたら、10年後のなりたい自分に近づいているかを考えます。
サッカー面、学習面、生活面の3つに分け、今年の終わりにどうなっていたらモトチカくんにとって最高かを聞きました。まずは総合点を「74点」にする。1年で4点ずつあげていくと、10年後に100点に到達すると計算しました。
そして、2023年の終わりになりたいことはこうなりました
・サッカー:少しでも上手くなりたい
・学習:自主的に取り組めるようになりたい
・暮らし:少しでも頼られるようになりたい
そのためには?例えばサッカー面では、「今年の終わりに上手くなったと思えるのはどんな状態か」「パスは、ドリブルは、上手くなるためには何をどうやって練習するか」まで聞き、モトチカくんの言葉で詳しくノートに記入してもらいました。
モトチカくんにとって「2023年の終わりに上手い状態になっている」とは「上手いチームとの試合でも通用する実力を備え、Jリーグの下部組織チームからスカウトがくる」だそう。
これを「○○な自分になる」という表現に置き換えて書き、より強い主体的な目標として心に刻みます。・サッカー:上手いチームに通用する自分になる
・学習:自分から取り組める自分になる
・暮らし:周りから頼られる自分になる
そうやって完成した今年の目標がこちらです。
ステップ④でやること
・A-1(=最優先)の目標が叶う自分になるために今年の終わりにどうなっていたいかを考える
・そのためにしたいこと、するべきことを1つ1つ細分化して言葉にする
・それらをふまえ、目標を「-な自分になる」