臆せずチャレンジできる雰囲気の中で自己効力感が大幅アップ! たった3日でサッカーの自信がついた理由
と本人もその変化を感じているようです。
■「失敗も正解」という雰囲気の中で、臆せずチャレンジすることが自信を押し上げる
インタビューでは、大人からの質問にも自分の言葉でしっかり答えられる聡明さが印象的なユイキくんでしたが、実は「自信」はもともとはあまりなく、そんな様子が今でも謙虚な言葉選びに現れているようにも感じました。
自信のなさは特にサッカーに関しては顕著かもしれません。始めたのが小学3年生とチームの中で遅めだったこと、チームやスクールのレベルが高く、周りに上手な子がたくさんいることなどから、どうしても自信がつきにくい環境だったことも理由のひとつではあるようです。
そんな自信のなさから、チームやスクールの試合では「いつも緊張していて、コーチの言う言葉の意味が理解できないままやっていたことも多かった」そう。
ところが、サカイクサッカーキャンプの最終日に行った試合はその真逆で「緊張せずに挑めたからか、試合中のすべての動きを今でも鮮明に覚えていて、1つ1つのプレーで"あの場面ではああするべきだった"と改善点もちゃんと把握できています。だから次の試合で同じシチュエーションになったらもっとうまくやれるはず」と力強く語ってくれました。
ユイキくんがここまで変われたのは、キャンプの合言葉である「チャレンジ」を素直に胸に抱いて3日間を過ごしたから。
サカイクサッカーキャンプで提唱する「チャレンジ」には「ミスを恐れずに」という枕詞がついています。
「ミスしてもOK。挑戦したことが正解」「チャレンジがうまくいかなかったことも今後のためになる」そうコーチから言われ、子どもたちはミスを恐れずにチャレンジする」ことが当然という雰囲気の中で、のびのびとチャレンジできる環境が整えられているのです。
チームではGKというポジションであることもあり、これまでミスを恐れてかなり緊張して試合に出ることも多かったようです。キャンプ中のこの合言葉は気持ちを大幅に和らげてくれたようでした。そんな成功体験が、彼の自信をぐっと押し上げてくれたに違いありません。
自分で考えて行動する力がつく
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■親子の会話がスムーズに。進路に迷う時期には本当に助けられた
サカイクキャンプでトレーニングに励むユイキくん
帰宅後、お母さんが日常生活で感じたのは、今までより素直に会話をしてくれるようになったことだそう。