「全員を上手くする」がコンセプト。センアーノ神戸の先を見据えた育成方針
――PKでは、どういうことを考えてプレーしましたか?
相手の助走が速くて、思い切り足を振っていたので、左に蹴ると思って(自分から見て)右に行きました。2番目の子はインサイドでボールを蹴っていたので、右に来ると思いました。
――フィールドとキーパー、どちらがやりたいですか?
キーパーです。元はフィールドの選手で、その後キーパーになって、今はまたフィールドで出ていますが、中学ではキーパーをやろうと思っています。
――将来の夢と好きな選手を教えてください。
まずはJリーグに入って、そこから日本代表に入ってプレミアリーグに行きたいです。好きな選手はエデルソンです。
■フィジカルでは負けてても技術で上回って勝てた
10番平松大志くん(C)新井賢一
10番平松大志くん
――試合の感想をお願いします。
相手は自分たちよりもデカいし、フィジカルや身体能力的には負けているかもしれませんが、技術で上回って勝てた試合だと思います。
――今日の試合で通用したところと得意なプレーを聞かせてください。
通用したところは技術です。得意なプレーはスピードやドリブルで相手を抜くことです。
――将来の夢と好きな選手を教えてください。
将来は海外でプレーしたいです。好きな選手はエンバペです。
■狭い距離感でボールを動かそうとしたのが良かった
大木宏之監督(C)新井賢一
大木宏之監督
――昨年の準優勝チーム、ソレッソセレクトにPK戦の末に勝利しました。試合を振り返って、感想をお願いします。
相手に早生まれの中学生が何人かいて、彼らが主力だったので、スピードでは負けると思いました。昨日のレジスタ戦の反省から、狭い距離感でボールを動かそうとしたのが、良かったと思います。パワープレーやコーナーで押し込まれるのは想定していたので、頑張るしかありませんでした。選手たちはよく頑張ってくれたと思います。
――キーパーを交代した理由は?
本来は正GKがいたのですが、ケガをしてしまいまして。交代で入った選手(大内愛志)は、普段はフィールドをやらせているのですが、GKとして県トレセンに参加していて、力のある選手です。
試合を通じては第二GKが出場しましたが、本人、選手たちとも話してPK戦になったら彼にしようと約束していました。11人制でゴールが大きいので、サイズ感(身長)を重視したのもあります。