「全員を上手くする」がコンセプト。センアーノ神戸の先を見据えた育成方針
――チームとして、どのようなスタイルを目指していますか?
長いボールを入れる選択肢を持ちながら、やれるところは中盤でつなぐ。その使い分けであったり、プレーを選ぶことを、下の年代から重視しています。昨日のレジスタ戦では、プレーを選べなかったのですが、今日はしっかり相手を見て選ぶことを徹底するようにしました。それがうまくいったかなと思います。
■次の年代でも成長できるよう、サッカー理解の部分を教えたい
――この年代を指導する上で、大事にしていることは?
原理原則はしっかり伝えながら、その中で相手の立ち位置や、自分たちのどこがストロングで、どこがウィークかを考えながら、自分たちのストロングの方向に持っていく戦い方を選べるようになることです。この子たちが次の年代で、どんな指導者と出会うかわからないので、サッカーIQ、サッカー理解という部分はちゃんと教えていかないと、彼らの可能性を摘んでしまう可能性があると思っています。
――次の試合まで時間が空きますが、どう過ごしますか?
今からトレーニングマッチに行きます。18人連れてきていて、「帯同選手みんな上手くする」というのが、僕らのコンセプトです。
どうしても出場時間にばらつきがでてしまうので、あまり出れていない選手のために、短時間で軽めの内容ですが毎日トレーニングマッチを用意しています。千葉にはいいチームがたくさんあるので、いい勉強になります。
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