わが子の良いところを見つけられない、という保護者におすすめの方法は「ほかの子の良いところを褒める」こと その理由とは
などのポジティブな言葉を他の子にかけてみてほしいとのこと。
自分の子どもの良いところを見つけられない人でも他の子の良いプレー・行動は比較的見つけやすく伝えやすいですよね。
まずは試合や練習などで他の子どもたちの良いところをたくさんみつけ伝える。そういった習慣がついてくることで我が子のプレーを見た時にも「お、今のプレー良いじゃない」「いいディフェンス」など、自然とポジティブな見方になるのだと教えてくれました。そうしていくと自分の子どもに対して褒めるという行動・表現がしやすくなっていくそうです。
わが子じゃなく他の子を褒める、つまりは人の良いところを見つけ伝え、表現していくことに慣れていくことが自分の子どもを見る目を変え前向きな言葉かけのきっかけになるのだそうです。
初めて耳にしたアプローチ方法に、サイトウさん始め参加者たちは、目から鱗が落ちたような表情で聞き入っていました。
■「褒め方」にもポイントがある何でもかんでも褒めるのはダメ
少年サッカーのイメージ
いいプレーは褒める、人に危害を加えたりよくない行動は叱って考えさせる。
スクールやキャンプでずっと徹底していることですが、褒めることにも注意点があると柏瀬コーチは言います。
それは、何でもかんでも褒めすぎないこと。褒めるときは具体的に言うこと。
指導者を始めたばかりのころ、すべてのプレーを褒めていた柏瀬コーチ。ボールコントロール、パス、シュート。一つひとつに「ナイスプレー」と言っていたら、ある時選手に「今、何がナイスプレーだったの⁉」と怒りながら言われたのだそう。
全部に「ナイス」と言われても、子どもにとってはどのプレー、どの判断が「ナイス」だったのか伝わっていなかったのです。そこでハッと気づいた経験から、褒めるときも叱るときも具体的に言葉にするようになったのだそうです。
具体的にどのプレーがよかったか言ってもらえると、自信もつくもの。この冬も、そんなコーチたちが指導に当たるサカイクキャンプを開催します。サカイクキャンプでお子さんに自信をつけさせてあげませんか。
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ダメ出し=怒る じゃないけど、サッカー経験もないのに監督目線で子どものサッカーに口出しするのをやめさせる方法