プログラミング教室に通う小学生の70%以上は算数テストが90点以上に!
さらに詳しく見てみると、算数のテストが80点未満である割合は、一般小学生の34.5%。
それに対し、教室に通う小学生は8.1%と4分の1未満なんです。
理科テストもロボ団に通う小学生の方が90点以上をとる割合が高く、80点未満である割合は11.2%と、一般小学生の43.8%に比べ約4分の1という実態が明らかになりました。
※算数:比例
※理科:光の性質(直進・反射)
上の2つの図のように、レッスンの中に算数や理科の小学校の学習単元の要素を取り入れることで、子どもが算数や理科に苦手意識を持つ前に楽しみながら学べる環境を整えているんだそう。
確かに、”楽しい!好き!”から入れば、どんどん知りたくなり自ら学びたくなる気持ちは大人も理解できます。
さらに、幼児教育のトレンドワードともいえる”非認知能力”についてみてみると、3年以上通う小学生の保護者は3年未満の保護者に比べ約2倍の差異が見られました。
成績アップ、目標に向かって頑張ること、人と協力して物事を進めること、感情をコントロールすることという、子どもの人生に大きく関わってくる能力までアップするとなると、今後プログラミング教室は、ピアノや水泳、体操などといった定番の習い事に並ぶものとなりそうですね。
ちろりん / PIXTA(ピクスタ)
いかがでしたか?
仮にプログラミングが大学入試の必須科目となれば、今以上に多くの親がその対策を模索するでしょう。しかし、その科目を教育できる人材の確保についても気になるところ。
プログラミング必修化は、”論理的思考を伸ばし、人間力を伸ばすこと”、そして”社会の発展につながること”であるとすれば、今後政府の準備にも期待したい、と筆者は思います。
【参考】
※【調査リリース】プログラミング教室に通う小学生のうち70.8%は算数テストが90点以上(一般小学生の1.8倍!)
※小学校プログラミング教育の手引-文部科学省