新年度の子どもの進学や進級に伴い、子どもにクレジットカードを持たせたいと考えている方もいるかもしれません。
しかし、子どもにクレジットカードを持たすと、いろいろと危険なこともあります。
実際に、18歳未満だと自分名義のクレジットカードの契約には、制限があり、種類も限られます。
その中でも中高生の世代でも条件付きで契約できるのが、「プリペイド式クレジットカード」「デビットカード」の2つです。
今回は、自分の子どもにクレジットカードを持たせるときに知っておきたいポイントについて紹介します。
■ 今どきの中高生の買い物は意外と「カード決済」が多い!
今も昔も中高生になると交友関係がますます広がり、自然と交際費もかかります。
photomai / PIXTA(ピクスタ)
おそらく、中高生の中には、好きなアイドルやファッションで、貯めたお小遣いで買い物をすることもあるでしょう。
現金支払いで何とか交際費をやりくりするものの、その子どもが好むものによっては、その商品が「カード支払いのみ」だったことも。
特に映画やライブの予約は、確実に席を確保するためにも事前のカード支払いになる場合もあります。
子どもの交際費のカード支払いが続くと、親の中には、子ども名義のクレジットカードを持たせたい……と願う方もいることでしょう。
実は、最近では子どもの名義でクレジットカードを持たすこともできます。
では、どのように選んだらいいのか、そのポイントについてご紹介していきましょう。
■ 条件として多いのが中学生を除く15歳以上!年齢・学齢によって契約できるカードに制限あり
中高生が契約できるクレジットカードは、年齢や学齢によって制限が欠けられています。
条件として多いのが「中学生を除く15歳以上」です。
まず、子どもが中学生ならプリペイド式クレジットカードの契約可能です。
無料で入会でき、クレジット番号を契約した会社に連絡するだけで、契約されている実店舗やネットショッピングで活用できます。
交通系ICカードと同様、残金が少なくなったらコンビニでチャージする流れとなります。次に、高校生以上なら先述のプリペイド式だけでなく、デビットカードも親の同意があれば契約できます。
手持ちの現金が少なくてもデビットカードを持っていればスマートに支払い可能です。
ただし、口座の引き落としとなっているので、銀行で子ども名義の口座を開設するのが前提となります。