新学期をスムーズに迎えよう。小学生に春休みにやってほしい4つのリセット
そして、忘れてはいけないのが新学期に持っていくぞうきん。これも消耗品のひとつとして忘れないように用意しています。
■ 3.古い教科書やプリント、作品などの紙モノを処分
3つめは古い教科書など紙モノの処分です。
お片づけのサポートに伺ったお客様から「古い教科書はいつまで取っておけばいいのかわからない」とよく相談されます。筆者宅では前年度の教科書は1年保管、その前の教科書は捨てる、ということにしています。
たとえばに3年生になる子どもであれば2年生の教科書は保管、1年生の教科書は捨てる、という流れです。前年の教科書はそれほど使う機会がないので、筆者宅では、あまり使っていない子ども部屋のクロゼット上段に保管しています。
また、持ち帰った工作などの作品は子どもと一緒に厳選し、通知表と一緒に作品BOXに収納しています。
こちらの作品BOXも、同じく子ども部屋のクロゼット上段に収納しています。
プリント類は、新学期の持ち物が書かれたものなど必要なもの以外は、ほとんど処分してしまいます。
■ 4.ランドセルを拭く
4つめはランドセルを拭くこと。毎日使うランドセルは泥や砂ぼこりなどで意外に汚れています。こうしてときどき拭く機会をつくることで、息子たちも「きれいに使いたい」という気持ちになるようです。息子たちはランドセルだけでなく、そのまま筆箱も拭いたりしています。
最後に、上履きを洗うのも忘れずに。ここまで終わったら新学期の準備は完了です。
短い休みではありますが、以上のことをやっておくと、親も子も気持ちよく新学期のスタートを切ることができます。
いつも新学期が始まるときはバタバタしてしまう、という方はぜひ参考にしてみてください。
●教えてくれた人/Fujinaoさん
整理収納アドバイザー。転勤族の経験から「少ないモノで豊かに暮らす」アイディアと暮らし方を提唱している。個人宅の片付け実績は300件超。モノの呪縛から解き放たれる魔法のような言葉を載せたインスタが人気を集めている。著書に『片づけの力私たちは、もっと美しくなれる、部屋も、心も、人生も。』がある