まるで絵画のような服 東京ファッションウィークで見る、はかなげで美しい世界
東京ファッションウィーク二日目は、チダコウイチがクリエイティブデレクターを務める「fur fur」が登場。“花を生けるように服を生ける”、まさにそんな言葉がぴったりのコレクションだ。
限られた時間の中で生まれる緊張感に、はかなさや美しさのテーマをプラスした、インスタレーション形式のプレゼンテーションを展開。
彼の服作りのコンセプトである、デザインの根底にあるものは、不完全なもの、はかないものへのいとおしさ、ぼろぼろで歪んだ服の中にある、エレガントな感情の服を、空間を含めて表現している。