矢部志保さんちの茶々丸くん。
猫を愛するカメラマンは、猫に対する愛情と撮影テクニックを存分に発揮して飼い猫はもちろん身近な猫さままでを、美しく、かわいく、気高く、時にユーモラスに切り取り、残すのです。さまざまな表情をみせる猫さまと猫愛カメラマンのコラボレーションをぜひご堪能ください!
■散歩やピクニック、花見がお好き矢部志保さんちの茶々丸くん
近所の花屋さんご夫婦が寺の境内で保護し育てていた茶々丸くんに運命を感じ、里親になって4年。当時2~3kgしかなかった体重は、いまや4.8 kg。「当初は家猫生活になかなか馴染めず、やさぐれていましたが、たくさん話しかけて愛情を注いでいるうちに、次第にいろんな表情を見せてくれるようになって」。親愛の情を込めて“中年おやじ猫”と表現する矢部さんは、例えば何かに登ろうとしてズルッと滑り落ちる姿を見るにつけ、哀愁を感じ「1日3回は噴き出しています」。
なんと、枕元で矢部さんの首に手を回して寝かしつけようとすることもあるそう。
ふたりの楽しみは散歩。「自転車のカゴに乗せてサイクリングしたり、公園にお花見に行ったり。絆のおかげで(?)ノーリードでも逃げず、外遊びを楽しんでくれます」