2015年7月8日 16:30
動から静へ、静から動へ。新しいサウンドメイキングを築き上げた新世代ラウドロックの旗手・NoisyCell
『Sources/NoisyCell』
2012年12月、ラウドロック界を揺るがした、Pay money To my Painのヴォーカリスト・Kさんの急逝。そのPTPの頭脳ともいえるギタリスト・PABROさんが全面的にプロデュースを担当しているのが、3人組ラウドロックバンドNoisyCellです。
結成自体は2004年ですので、キャリアは10年以上にもなります。その貫禄たっぷりに音作りは、完成度も高く、「よくこんな素晴らしいバンドが埋もれていたな!」というのが正直な感想です。
エモーショナルなスクリームとヴァイオレンスなデスヴォイスを駆使したRyosukeさんの歌声は、Kさんのスタイルを彷彿とさせます。研ぎ澄まされたギターサウンドと、どっしりと構えたリズムセクションは、動から静へ、静から動へ、激しく動き回ります。
実はここまで展開が激しいサウンドメイキングは、今の日本のラウドロック界においては非常に珍しいタイプです。この新しいラウドサウンドの扉を開いたNoisyCell、あっという間にミュージックシーンの主役に躍り出そうです。
リリース情報:
『Sources/NoisyCell』
(2015.7.1発売/¥2315(tax out)/VPCC81843)
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