2015年10月31日 12:00
日用品なのに美しい…! 手元に置いておきたい、一生ものの「京道具」
WESTSIDE33』の真鍮カトラリー
金槌を使い、手作業で丹念に作り出される料理道具が揃う工房直営店。「アルミのお鍋やお玉も愛用していますが、さすが!と感激したのが真鍮のカトラリー。無駄をそぎ落としたデザインでありつつ、有機的な曲線が手や口にしっくりとなじみます。バターナイフは持ち手にさりげなく刻み模様が入っていて、手が滑りにくく機能的」。使ったらすぐに洗って水気をしっかり拭き取ることで、上品な輝きを長く保つことができる。¥1,900。
東山区大和大路通七条下ル七軒町57810:00~18:00火曜休TEL:075・561・5294
■料亭気分で燗酒を楽しむなら『清課堂(せいかどう)』の錫鎚目(すずつちめ)ちろり
江戸後期に錫師として創業した、現存する日本最古の錫工房。「こちらの代名詞ともいえる一品が、お酒の燗をするためのちろり。
金鎚で叩き出して成形した跡がそのまま優雅な模様になっていて、目を奪われます。錫は手触りが柔らかで、熱の伝導率もいいのですぐにお燗ができるのが嬉しいですね。これからの季節、ますます活躍しそうです」。お酒以外に、ピッチャーのように使っても。¥ 19,000。