2015年10月31日 12:00
日用品なのに美しい…! 手元に置いておきたい、一生ものの「京道具」
『鍛金工房(たんきんこうぼう)WESTSIDE33』の真鍮カトラリー¥1,900。
キッチンまわりを中心に、毎日の暮らしを支えてくれるお道具たち。完成された「用の美」が際立つ、京都ならではの逸品を、陶磁器デザイナーの河原尚子さんに教えてもらいました。
陶磁器デザイナーとして国内外で活躍する河原尚子さん。お道具としての工芸品を求める際は、何より「自分の暮らしになじむこと」をイメージするそう。
「美しくても、日常に取り入れづらくてしまいっぱなしではもったいない。といってカジュアルすぎず、ほどよい緊張感で扱えるものが理想です。
『金網つじ』さんのコーヒー匙など、これを使いたいために豆のミルを買ったり(笑)」
作り手の心意気が伝わる品かどうかも気になる点。
「京都は長い歴史の中で磨かれてきた技術が息づく街。ふとした使い心地のよさ、素材の上質さは、職人さんが誇りを持って作り上げた証。それを手に入れた以上、大切に使い続けたくなりますね。そうして経年変化で味わいが生まれ、さらに愛着がわくはず」
そんな河原さんおススメの道具たちはこちら。
■使いやすさを凝縮したミニマムデザイン『鍛金工房(たんきんこうぼう)