フリーになった上重聡アナ「いつまでGWが続くんだ!?」 苦境も持ち前の明るさで乗り越える!
でも、自分はまったく白紙の状態で4月1日を迎えたので、「ほら、みたことか」と言われるんじゃないかと怖くもありました。
――事務所に入らないというのは、あえての選択だったんですか?
上重:「まずは一人でやろうと思った」と、カッコよくお答えしたいのですが、どこからも誘われなかったというのが本当のところです(笑)。だったらもう「一人で衣装を抱えて電車で来ました」でいいじゃないかと。この苦境を面白がってやろうと発想を切り替えたんです。
――フリーになって最初のメディア登場が、元プロ野球選手の松坂大輔さんのYouTubeチャンネルでした。上重さんは高校球児で、松坂さんとは’98年に甲子園で延長17回まで投げ合った仲。そんな松坂さんは上重さんにとってどんな存在ですか。
上重:友達、親友…そう、戦友ですね。
カッコつけた言い方をすれば、私たちは人生という延長戦でまだ投げ合っている。松坂が活躍すればするほど、負けたくないと思って頑張れるんです。
――あの試合のインパクトがあまりにも大きくて、そう思えるまでには時間がかかったのでは?
上重:彼は高校を卒業してプロに入ってすぐに活躍する一方、自分は大学に進んで野球を続けましたがいい成績を出せないでいる。