【パリジェンヌから学ぶ】対人関係を円滑にするコミュニケーション術
ですがフランスでは日常で耳にします。職場においてもこのやり取りで上下関係なくコミュニケーションを図っています。
パリの銀行で目にした場面です。片言のフランス語でシステム的な面倒な質問を投げかけたわたしに困惑した行員さんが、先輩に「助けて」と。それに対して「すぐ助けにいく」。そんなやり取りがありました。
「助けて」は「どうすればいいでしょうか」とは違って、相手に委ねず一緒に取り組んでほしいという意味が含まれています。しかも放っておけなさを感じさせる魔法の言葉なので、頼られた側はその期待を受けてがんばります。
聞いているこちらも、その先輩が助けに向かうヒーローに感じました。
「助けて」と言うのは弱さを見せるようでプライドが邪魔することもありますが、自分にとってのひとつのステップ。その困難を共にすることで一体感も生まれ、「ありがとう」で締めるコミュニケーションは大きな信頼関係にもつながります。
今回ご紹介したパリジェンヌ達の交際術を、今日からぜひ試してみてくださいね!
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