9月23日は秋の真ん中、「秋分(しゅうぶん)」です。いつのまにか季節はすっかり秋になりましたね。秋分は太陽が真東からのぼって、真西に沈む日。いにしえの時代から、特別なエネルギーに満ちあふれる聖なるときとされてきました。
朝日と夕日を眺めて「実りの秋」のエネルギーをチャージしましょう。今日はこの時季の七十二候と、オトナ女子におすすめしたい、神秘の風景をご紹介します。
七十二候とは?
時間に追われて生きることに疲れたら、ひと休みしませんか?流れゆく季節の「気配」や「きざし」を感じて、自然とつながりましょう。自然はすべての人に贈られた「宝物」。
季節を感じる暮らしは、あなたの心を癒し、元気にしてくれるでしょう。
季節は「春夏秋冬」の4つだけではありません。日本には旧暦で72もの豊かな季節があります。およそ15日ごとに「立夏(りっか)」「小満(しょうまん)」と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。