生きているうちに一度は見たい!京都の秋の絶景とは?【10月28日~11月1日】
と、季節の名前がつけられた「二十四節気」。それをさらに5日ごとに区切ったのが「七十二候」です。
「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
秋をつかさどる女神・龍田姫
日本には、四季折々の女神がいることをご存知ですか?春は佐保姫(さほひめ)、夏は筒姫(つつひめ)、秋は龍田姫(たつたひめ)、冬は宇津田姫(うつたひめ)。自然界の色彩は、女神が織り上げるといわれているんですよ。
春の女神「佐保姫」は霞の衣を織り、柳の糸を染めて、梅の花笠を編んで、桜の花を咲かせます。この時季、大忙しの龍田姫は、野山の木々を赤や黄色に染め上げ、錦の衣を織り上げるのです。
それでは、そんな女神が生み出した美しい芸術(絶景)が楽しめる、とっておきのスポットをご紹介しましょう。春と秋だけ拝観できる京都の古刹
私が執筆いたしました日本の四季の言の葉に癒しのメッセージが添えられた「福を呼ぶ四季みくじ」は、世界遺産に認定されている京都の東寺様とご縁をいただき、この世に生を授かりました。