生きているうちに一度は見たい!京都の秋の絶景とは?【10月28日~11月1日】
毎年この時季は、東寺のお堂に四季みくじの原画が展示されるため、私も京都へ。合わせて紅葉狩りを楽しんでいます。
「生きているうちに一度は見たい」といわれる秋の絶景、京都の八瀬(やせ)に佇む由緒ある寺「瑠璃光院(るりこういん)」はご存知ですか?額田王を愛した大海人皇子(天武天皇)が、風呂で傷を癒したという伝説も残るやすらぎの地です。
瑠璃光院はいつでも拝観できるわけではありません。特別拝観できるのは、紅葉と新緑の時季だけ。紅葉は大人の女性を思わせるあでやかさ。
春から初夏にかけては心のよどみを祓いさるような、清々しい緑一色の世界に染まります。
今年の特別拝観は12月4日まで。
あたり一面が錦に染まる幻想的な景色を目の前にした瞬間、言葉を失いました。白に閉ざされる冬を前に、木々たちが全身全霊で色づく晩秋。それはまさに命の輝き。見事な世界です。
あなたは春?それとも秋?
「瑠璃光院」の春と秋の2つの姿、あなたは、どちらがお好きですか?昔から「春秋のさだめ」という言葉があるように、春と秋の美しい景色はよく競われてきました。
「万葉集」には「春山の万花(ばんか)の艶(にほひ)」と、「秋山の千葉(せんよう)