自分の悪い部分を教えてくれる。水仙の意外な花言葉とは【11月17〜21日】
そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。
水仙にまつわる物語とは?
水仙は、神さまも心をぐっとつかまれるほど美しい花と言われているのだとか。ギリシャ神話のナルシスの話でも水仙花が登場します。
若さと美しさを兼ね備えていたナルシスが森を散歩していたときのこと。神秘的に輝く泉で水を飲もうとのぞき込んだ瞬間、水面に美しい少年の姿が。その少年が自分だと気づかず、ナルシスは一目で恋に落ちました。
毎日眺めているうち、その少年が自分自身と気づきましたが、恋心をとめることはできず、絶望の中、ついにはやせ衰えて死んでしまったのです。そのあとに咲いた花が「水仙」と言われているんですよ。
確かに、湖に映る自分に恋をしたナルシスの姿と、はにかむようにうつむいて咲く水仙はどこか似ていますね。
この物語から、水仙の花言葉は「わたしは美しい」「うぬぼれ」「自己愛」とされています。水仙の花で自分を見つめ直そう
水仙の花言葉だけ聞くと、「ちょっぴりイヤな花」と思う方も少なくないでしょう。でも、水仙が咲く時期、日々の生活の中で“うぬぼれやさん”になっていないか、見つめ直してみてはいかがでしょう。