くらし情報『もうすぐ新年。大晦日を堪能するための心得【12月27〜31日】』

2016年12月26日 17:00

もうすぐ新年。大晦日を堪能するための心得【12月27〜31日】

……七十二候の呼び名は、まるでひと言で書かれた日記のよう。そこに込められた思いに耳を澄ませてみると、聴こえてくるさまざまな声がありますよ。

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晦日とは?
もうすぐ新年。大晦日を堪能するための心得【12月27〜31日】


「晦日(みそか)」とは、月の最後の日のこと。月が欠けて見えなくなった状態のことをさし、晦日のほか、「つきごもり(月隠)」から転じて「つごもり」とも呼ばれています。また「大晦日(おおみそか)」は、一年の最後の月の最終日であることから、「特別」という意味を込めて「大」を冠して、「大晦日」となったそうです。

月明かりのない真っ暗な闇夜を打ち破って昇る朝日、その年初めて昇る朝日すなわち「初日(はつひ)」を見るため、一晩中起きているのが本来の年越しとされています。

初日はまさに、新しい一年の象徴とも言えます。昔の人は新しい一年の幸せを願い、毎年のように初日を拝んできたのですね。

年越し蕎麦は運気を上げる?
もうすぐ新年。大晦日を堪能するための心得【12月27〜31日】


年越し蕎麦については諸説ありますが、いちばんよく知られているのは「細く長く」にあやかり、健康長寿、家運長命を願うというものです。年越そばの歴史は意外と若く、江戸時代ごろから食べられていたそうです。


年越し蕎麦をいただくのは31日の夕食時、もしくは除夜の鐘を聞きながらいただくのが一般的といわれています。

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