「食べて、祈って、恋をして」の原作から学ぶ「女」を楽しく生きるコツとは?
このもやもやを友人のイタリア人に話してみたんですが、なんとまさかの大爆笑!
「楽しむ資格はみんなあるのに、贅沢しすぎなんて誰にも言われる権利はないわ!そもそもそんな後ろめたさを感じさせるような楽しみを求めるくらいなら、“何もしない”ほうがよっぽど楽しいんじゃない?」
ふ、深い……。確かにおっしゃる通りです。
イタリアでは「自分へのご褒美」というキャッチコピーの広告を打っても、何も心に響かないのだとか!驚き!お金を使うことで楽しさを確認し、後ろめたくなることは、もはや「楽しさ」ではないですよね。
人生なんて、思うようにいかないもの!
人は誰でも自身のキャリアや恋愛を振り返って、それを評価したことがあると思います。でもそのたびに「あのときはこう間違っていた」、「私にはこれが足りない」と反省の弁が出てくるのではないでしょうか。でも、この本は「自分の経験に自分で評価を下さないこと」を強調します。結局、仕事も恋愛も、どんなに緻密に計算して頑張っても、自分の思うようにいかないことばかりなんです。
過去も未来も「こういう結果が出なければならない」と勝手に自分で答えを定めてしまうから、自分は孤独だと思ったり、後悔したりしてしまうのかもしれませんね。