【私が巨デブになったわけ】マジかよ、ストレス!気付けば職場はセクシーパブ!? ~人生の負のロイヤルストレートフラッシュ物語~
簡単にいうと、ただ太り過ぎて、混沌の世界の底が抜けただけなのです。
増えすぎた体重に混沌の世界の方が耐えられなくなった。そんなところでしょうか。私は、混沌の世界から抜け出す方法は、必ずしも上を向くことや、前向きになることではないと思いました。
徹底的に奈落の底へと落ちることで(私の場合は体の重みで)、下に出口ができるかもしれない。混沌の壁に体を預ければ、外の音が聞こえるかもしれない。音を頼りに、横から壁をぶち抜くことができるかもしれない。
前向きな気持ちなんて、後から勝手についてくるくらいでちょうど良いのかもしれません。
さすがに、健康や命に害をもたらす場合は、しかるべきところでの処置が必要ですが、問題がなければ、混沌の中を漂うことも悪くはないと思うのです。
それに、もしかしたら混沌の闇の中は、光が届かないからこそ、真に必要な光だけを見いだせる空間なのかもしれません。薄暗い店にぼんやりともるライターの火ではなく、外の世界で、これから自分がゆく道を照らしている、まぶしい陽(ひ)の光を。
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