「“いい服”は作りたくない」と言い放ち、服作りをする男。
があれば、雨に濡れても水を弾くので、外出するのが億劫だった気持ちを一掃してくれる。
また、木村氏自身も趣味の自転車を乗るときに愛用している「HIGH KICK」は、ストレッチがきき、動きやすさがズバ抜けていて、自転車を軽快に乗ることはもちろん、ジッとしているデスクワークでも体に負荷をかけずに履くことができる優れものだ。
そんな生活の中で感じるちょっとしたストレスをなくし、人を「アクティベイト」させる機能を持ち合わせた服が、DEEPER’S WEARの特徴であり、最大の魅力なのだ。
雨の日に出かけたり、自転車乗ったり、ガーデニングしたり、踊ったり…
お客さんに気付かされた“あること”。それは、機能の良い「商品」を売るのではなく、ALL YOURSの服を着た時にお客さんがしている“「体験」を売るほうがいいということ”だった。
「“いい服”を作りたくない」の真意
(Photo by Reo Takahashi)
取材時に木村氏が言った「“いい服”は作りたくない」という言葉。
彼がこの時に意味した「いい服」とは、市場で一般的に言われている“いい服”のこと。