「“いい服”は作りたくない」と言い放ち、服作りをする男。
「情報」ではなく、「機能」が詰まった服
(Photo by Reo Takahashi)
なぜライフ・スペックというコンセプトを思いついたのだろうか?
それは今、市場に出回っている洋服は、機能ではなく、情報がたっぷり詰まっているからだという。メディアなのか、セレブなのか、誰かが決めた3ヶ月〜1年で終わってしまう「トレンド」と言う名の「情報」が。
「洋服は『製品寿命』が来る前に、『情報(トレンド)の寿命』がきて、着られなくなってしまうことにとても違和感があった。
それで、トレンドじゃないところで消費される服を作りたいと思った」
(Photo by Reo Takahashi)
木村氏の“トレンドに左右されたくない”という強い思いが込められたALL YOURSの服は、「情報」ではなく、「機能」が詰まった服なのだ。そんな彼らのコンセプトであるライフ・スペックをもとに作られた服は、「DEEPER’S WEAR」というブランドで展開されている。
(Photo by deepers wear)
生活しやすさ、動きやすさ、耐久性など。