くらし情報『人間の皮膚から「レザージャケット」を生み出す時代。』

2016年7月26日 11:21

人間の皮膚から「レザージャケット」を生み出す時代。

<マックイーンのDNAから作るレザージャケットのデザイン>

使われるDNAは、有名デザイナーのアレクサンダー・マックイーンのもの。 
彼は同プロジェクトを始めた学生と同じアートスクールの出身で、2010年に他界している。 
このプロジェクトで、マックイーンの残っていた髪の毛のDNAからレザーを作り出して製品を作ることで、彼への尊敬の念を表そうとしているのだ。

(Photo by t.gorjanc)

(Photo by t.gorjanc)

<マックイーンのDNAから作る革製品のデザイン>

しかも、マックイーンの家族の協力を得ることにも成功している。 
マックイーン自身が「デザイナーとしてあらゆるものの『限界』を超えようと挑戦してきた」ことを知っているからだ。 
一方で、複数のメディアによればブランドのアレクサンダー・マックイーンはこのプロジェクトには関わっていないそうだ。 

「素材を生み出すこと」を超えて

(Photo by Tom Mannion)

(Photo by Tom Mannion)

<学生が作った人間のDNAをつかった製品の特許申請書と生地見本>

まだマックイーンのDNAからレザーが作り出せているわけではないが、科学者たちによると、既に実用されているDNAを再構築するテクノロジーを応用できるかもしれないという。

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