「秀才ニート」から「天才アーティスト」に転身したアラサー女
この新鮮な驚きがウケ、スペインのブランド『Desigual』の広告を手掛けたり、車メーカー『MINI』の日本でのイベントでコラボしたりと、彼女は世界中から引っ張りだこである。
「自分」の「人生」への問いかけがきっかけ
(Photo by Alexa Meade)
若くして着々と世界に注目をされている彼女だが、最初から才能があったわけでもないし、小さいころからアーティストを目指していたわけでもない。
実は彼女は俗に言う「秀才」であった。
大学は、各誌の大学ランキングにおいて、超難関と位置付けられることが多い『ヴァッサー大学』に入学。
そこで、政治学を学んでいた。
そして、その中でも成績優秀であった彼女はあのオバマ大統領の選挙キャンペーンにおいて、インターン生として受け入れられたという経歴も持つ。
もちろん、将来も政治関係の職に就くつもりであった。
しかし、卒業間近というある日、自分は本当にこのままでいいのかと、ふと思ったという。
政治学問の上をずっと歩いて来て、その先には政治に関する道しかない。