Amazonが社畜の常識をぶち壊す。ツリーハウス完備、森のオフィス
従来の企業では、CSRなどに力を入れることで会社全体のイメージアップを図っていたが、現在は「どれだけ社員に投資したか」という点で評価されることが多くなった。
会社の外部に対して注力するばかりでなく、内部……つまり会社を動かしている1人ひとりの社員へ投資し、企業の基盤をよりしっかりとしたものにしていこうという風潮が強まってきたのである。
紹介した事例以外にも、「おひるねタイム」を導入して社員のモチベーションを高めたり、「飲み会補助金制度」を取り入れて、他の部署の社員同士が積極的に交流する場を作ろうとするなど【働く人々への投資】に重きを置いている日本の企業は増加中だ。
成長を続ける企業は人材を「人財」と捉え、人件費やオフィス経費を惜しまない傾向がある。
そうすることで社員の流出を防ぐと同時に、モチベーションを高めることで、会社全体の生産性も高まるのである。
しかし、居心地が良すぎて仕事をサボってしまったり、反対に深夜まで会社で残業をするような結果になってしまったら本末転倒。仕事とプライベートの区切りは、どんなに快適なオフィスでも忘れてはいけない。