くらし情報『「マネキン」という理想体型の終焉。ファッションの主役はモデルじゃなく“自分”の時代へ』

「マネキン」という理想体型の終焉。ファッションの主役はモデルじゃなく“自分”の時代へ

目次

・最新型マネキンは自分の投影
・ファッションの“理想”を、“現実”に。
・「マネキンだから似合う」ではなく、「私だから似合う」
(Photo by Sebastian Dooris)

(Photo by Sebastian Dooris)

街やショッピングモールを歩くと必ず目に入る、最新ファッションに身を包んだマネキン達。 
脚や身体はスラリと細長く、華麗なポーズでトレンドを発信している。 
言わば人型の広告塔だ。 
ファッションが時代と共に変化すると同時に、マネキンも進化しているのをご存知だろうか。

最新型マネキンは自分の投影

(Photo by iDummy)

(Photo by iDummy)

2013年、香港理科大学の准教授であるAllan Chan准教授を筆頭に作られた最新のマネキン「i.Dummy」は、パソコン上にサイズを打ち込むだけでマネキンが理想のサイズに姿を変える。 
専門家が3Dスキャナを使ってアメリカやヨーロッパ、アジアの膨大な身体に関するデータと、機械工学と情報工学の技術を併せたことにより生まれ、主にアメリカやヨーロッパ、アジアなどあらかじめ6種類のサイズがインプットされている。 
もちろん、パソコンを使ってバストやウエスト、ヒップの数値を細かく指定することによってマネキンのサイズをカスタマイズすることも可能だ。

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