訪れる人たちの主な目的は「現実逃避」をするためであるという。
犬になった人の一人は「コスチュームに身を包んだ瞬間、人間の自分は消えるんです!まさに魔法です!」と興奮ぎみに語る。
もちろんこれは子どもではなく、大人たちの間で人気の遊び。
多くの大人たちが生きにくい現実から少しでも離れたいと思っていることが伺える。
「ニューヨーク」で「大人の赤ちゃん」が急増中
(Photo by michelle joni)
(Photo by abc NEWS)
アメリカにもまた、現実逃避をしたい大人が多いようだ。
ニューヨークに登場したのは「大人用の幼稚園」。
この幼稚園は、年齢が大人用というだけで、それ以外の扱いは通常の子ども用の幼稚園と何ら変わりない。
お昼寝やおやつ、クレヨンでお絵かきの時間など幼稚園の「定番」の行事が設けられている。
父母会のために、お遊戯だって練習するというのだ。
ここに集うのは現実に疲れた多くの大人たち。
この幼稚園の中では年齢に関係なく誰もが子どものように扱われるため、大人の世界のしがらみを少しの間忘れることができるのが魅力らしい。