世界中の「棄てない」レストランから学ぶ、持続可能なビジネス
毎年日本では、まだ食べられる食品を年間500万~800万トンも捨てている。そのうち、約半分に当たる200万〜400万トンは家庭から発生しているそうだ。(参照元:消費者庁)一方、世界では7億9,500万人が食料不足に苦しんでいる。これは世界の人口で見ると9人に1人である。(参照元:WTP)異常ではないだろうか。同じ地球上でお腹をすかして死んでいく人がいる中、食べれるものを捨てている私たち。今回Biではそんな矛盾を、「おいしく改善」しようと立ち上がった人々が経営する世界の「ゼロ・ウェイストレストラン」を紹介したい。
Sandwich Me In (シカゴ、米国)
アメリカ、シカゴに2年間ゴミを出していないレストランが存在する。
テイクアウトも可能なこのサンドウィッチショップでは持続性のあるエネルギーを使い、ローカルな農家から取り寄せた食材だけを使用する。パッケージももちろん最小限。