「吟味する力」が問われる“嘘の時代”に必要な革命家イヴォン・シュイナード。
嘘をつく大統領に、嘘をつくメディア。「ポスト・トゥルース」と2016年を形容した世界最大の英語辞典オックスフォード英語辞典。「何が真実なのか?」と常に疑う姿勢が必要とされる2017年。あなたは100%信用ができる「ヒト・モノ・コト」を生活の中に持っているだろうか?また、信用できる「ヒト・モノ・コト」を選ぶ力が備わっているだろうか?信用できる“何か”を「吟味する力」が備わっているかが問われるポスト・トゥルース時代で、常に「本物」を追求し、信用できるプロダクト、そして「吟味する力」の大切さを考えるきっかけを与えてくれる男が存在する。
(Photo by Tim Davis)
イヴォン・シュイナード氏は昔も今も、きっとこれからも地球で実際に起こっている嘘ではない「真実」と向き合い、本物を追求し、そして消費者に「吟味」することの重要性を訴えていくだろう。今回紹介した食に対する警鐘と希望が詰まったパタゴニア プロビジョンズというビジネスもその一つだ。 毎朝スマホで読む一つのニュース、毎日着る一枚のTシャツ、毎朝食べる一切れのパン。悲しくも、嘘でまみれるこんな時代だからこそ、あなたが日々消費する一つ一つを吟味して生きていかなければならないのではないだろうか。