2017年4月14日 07:51
接客も監視カメラも一切なし。あえて“相手にしない”ことでお客さんと信頼関係を築く「値段のない無人パン屋」
「何もしないこと」が彼らにとっての「極上の接客」と言えるかもしれない。しかし、ここで気になるのが、誰からも監視の目がないため、お金を払わないでパンを持っていくお客さんが来てしまうということ。しかしオーナーのガジ氏は、お金がなくて食べ物に困っている人を助けるために、“あえてスタッフを置かず、あえて監視しない方針”をとっているという。お金を払うか、否かは完全にお客さんの判断に委ねているのだ。
Photo by Drriss & Marrionn
果たしてこのパン屋は、この方法で収益を上げているのだろうか?全く心配はいらなようで、GOODTHINGSGUY.COMによると、全くマイナスということはなく、むしろ利益を創出しているという。現在、このスタイルで既に1年半もお店を続けているそうだ。 (参照元:GOODTHINGSGUY.COM)一般的に店員とお客さんとの信頼関係がいいお店を作るため、細かくて丁寧な接客や、安全面を配慮したセキュリティを重視しているお店も多いだろう。しかし今回紹介したThe Honesty Bakeryは、は「あえて人と接さないこと」でお客さんからの信頼を得て、利益を生み出しているのだ。