くらし情報『ある母親が“皆勤賞”を取った息子を授賞式に出席させなかった“優しい”理由』

ある母親が“皆勤賞”を取った息子を授賞式に出席させなかった“優しい”理由

小学生の頃、休みに入る前に名前が呼ばれる“皆勤賞”を一生懸命目指していた人も少なくないだろう。学校に毎日出席した人を表彰することは生徒の登校に対する意欲を掻き立てる要素にもなる素敵な制度だ、何ら悪いことではない。と、イギリスのある母親の考え方を耳にするまではそんな風に思っていた。

皆勤賞は子どもに不公平

目次

・皆勤賞は子どもに不公平
・皆勤賞を設けることをやめた市がある
・「学校に行けない」から頑張っていないのか?
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Photo by Annie Spratt
とあるイギリス人女性は息子を皆勤賞の授賞式に出席させなかった。なぜなら、皆勤賞は体が弱い子、精神的に苦しんでいる子に対して公平なものではないからだ。この主張の背景には彼女の長男には重度の障害があるということがあった。それを踏まえて彼女は、体が弱いことや精神的に弱いことは“運”であって、子どもが自身で選べることではない、それに対して賞を与えるべきではないと主張している。皆勤賞を与えることで、「行けなかった子ども」に負のイメージを与えかねないということだ。
(参照元:UPWORTHY)

皆勤賞を設けることをやめた市がある

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Photo by Mandias
日本でも実際に皆勤賞を設けていない市がある。休まず登校した子どもたちを表彰することは、子どもたちにとって大きな誇りと励みになるものと考えます。

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