「私に必要なのは服じゃなくて仕事」。ホームレスに怒られた大学生が作った“尊厳を守るためのコート会社”
大学卒業後にNPO活動団体『The Empowerment Plan』を組織し、ホームレスを雇ってコート作り事業を開始した。
「ホームレス」という言葉は定義づけられない
雇用主として大切なことは、社員が会社の利益ではなく社会のために必要だと示すことなんです
(引用元:CNN)
そうベロニカは語る。最初にコートを配っていた時には「身なりを整えることでホームレスたちに誇りを持って欲しい」と思っていたそうだが、実際に彼らが誇りを持ち始めたのは仕事を手にしてからであった。
ホームレスの人たちは、自分自身に誇りを持つために独立を望んでいるんです。彼らは自分の幸せのために誰かに頼らざるをえないという状況は、決して望んでいません
(引用元:HUFFPOST)
人が生き生きと生活するために必要なものは、お金や名誉ではなく社会に必要とされることなのだ。これはホームレスだけではなく、人間だれにでも言えることであろう。もしあなたが今の仕事にどこか物足りなさを感じているのであれば、お金の他に「社会との繋がり」という視点で仕事を捉えてみるといいだろう。きっと何か新しい気づきが生まれるはずだ。
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The Empowerment Plan