「無条件で子どもを愛してあげて」。10歳のドラッグクイーンと母に学ぶ“自分らしく生きることの大事さ”
弱冠10歳にして、ニューヨークのセクシュアルマイノリティのためのプライド・パレードの常連であり、スターでもある、Desmond(デズモンド)。2015年のパレードで独特のファッションを身にまとい優雅に踊りながらマーチする姿を参加者が録画し、インターネットにアップしたことがきっかけで一躍有名になった。欧米のメディアはデズモンドを「10歳のドラッグクイーン」と褒め称える。(ちなみに本人は「クイーン」は大人みたいだから「ドラッグキッド」と呼ばれるのが好きなそう)今回Be inspired!はそんなデズモンドと、デズモンドを全面的にサポートをしているお母さんに「自分らしくいることの大切さ」について話を聞いた。
ーLGBTQの人の両親で、受け入れるのに時間がかかっている人たちにアドバイスはある?
子どもの声を聞いてあげて。小さい頃は、子どもって好きなようにものを言うでしょ。何が好きか、何が欲しいのか、何が食べたいのか、 何色が好きなのか、お部屋はどんな風にしたいのかとかね。もしあなたの息子がドレスを着て自己表現したいなら、許してあげて。
子どもは小さい頃いろいろな実験をしながら育つんだから、自然なこと。