「無条件で子どもを愛してあげて」。10歳のドラッグクイーンと母に学ぶ“自分らしく生きることの大事さ”
もしあなたに抵抗があるなら、せめてお家の中だけでもそうさせてあげて。だってそれでマイナスなことある?あなたが恥ずかしいと思っても、乗り越えるべき。大切なのはあなたの子どもが幸せかどうかだから。条件なしで愛していると、子どもに見せてあげて。もし子どもが自分らしくいることに対して罰を与えれば、子どもたちの深い傷となる。簡単に忘れられることではない。それに、不適切だったり他人を傷つけているわけではなかったりするのであれば、子どもがやりたいことは全部応援するべきだと思う。デズモンドがもっと小さかった頃、いつもタオルを体に巻いてドレスを作るのが好きだった。
シャツを頭に巻いてカツラごっこなんかもしてた。自転車を教えたり、スポーツもさせようとしたけどデズモンドは大っ嫌いだったみたい。結局いつもドレスを作ったり、ダンスをすることを選んだわ。だから好きなようにさせることにしたの。一時的な興味かもしれないし、そうじゃないかもしれない。それがデズモンドの好きなことで、楽しんでいることだったの。最初は少し抵抗が私にもあったけど、少しずつ大丈夫になっていった。時間と共にどんどん楽になっていったよ。
Text by Noemi Minami ーBe inspired!
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