「政府の対応を待っていたら、みんな死んじゃう」。“ときに危険を伴う呼吸の二面性”を芸術で発信する女性
とシュタイナーは言いました。 自分がやったことによって他人がうるおって、他人がやったことによって自分がうるおう…。自分が自分のために働いて得た収益だけで、「ああ今月お金足りない、人生どうしよう」とか「お金がなかったら老後は死んだも同然」みたいな感じが現代社会にはあるじゃないですか。でも「自分が必要なことを他人がやってくれる」「自分はその逆をする」ってなれば社会はどんどん良くなっていく、みたいなことをシュタイナーは言っていて。その方が効率的だし、なんかいいなと思って。うまくいけばクラウドファンディングはそういう仕組みをつくる存在になりうると思うんです。法の整備が間に合わなかったら、身近な人同士で助け合っていくっていうのが、今後のモデルにならざる得ないというか。そうじゃなかったら死んじゃうから
現在、一部の中皮腫に罹患し余命宣告されている患者たちが、全国を駆け回り精力的に同じ病気の人の相談にのり、応援する活動をしているそうだ。
(参照元:中皮腫サポートキャラバン隊①, ②)私たちには何ができるのか。 一個人ができることは限られている。それでも、問題の認知があがれば救える命もある。自己責任と思われやすい肺がん患者のなかにはアスベストが原因の人が多くいるといわれており、職業履歴をさかのぼることで労災認定される可能性が高いが罹患者本人がアスベストについて知らないので補償を受けられていないケースが少なくないのだ。