写真とイラストの力でチャリティへの敷居を下げる。“誰かのための”サッカー写真展が中目黒で開催
日本じゃ滅多にお目にかかれない光景の一つに、路上でサッカーに興じる子どもたちの姿がある。たとえばこれがブラジルだと正反対で、ストリートサッカーに歓声をあげる子どもたちを見つけるのは簡単だ。でこぼこの地面に立ち、空き缶をボールに変え、壁にできたヒビをゴールに見立てるその想像力は、長らくブラジルのサッカー界を牽引している。しかしボールを追う子どもが、車にはねられて亡くなるケースが後を絶たないという現実が一方にある。だからといって、子どもたちの情熱を無理やり押さえつけることはできない。「じゃあどうする? グラウンドを作ればいい。同時に、地域の問題を解決するための拠点にしたらどうだろうか」。そう考えた人々が集まり組織されたNGO「love.fútbol(ラブ フットボル)」。
アメリカで設立され、活動拠点はブラジルからエジプト、インドまで多岐にわたる。同組織の日本支部である「love.fútbol Japan(以下、LFJ)」が2月16日(金)から中目黒で開催するのが、チャリティーサッカー写真展「GROUND」。
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現在、クラウドファンディングを実施中「ブラジルに『子どもの命』を守るサッカーグラウンドをつくる!」