「嫌いは嫌いのままでいい」。23歳の彼女がヌード写真を撮られて気づいた“劣等感との向き合い方”
きっと、誰にでもある自分の「嫌いなところ」。今日だってどこかに、誰にも会いたくなくて、鏡を見るのも嫌な朝を迎えた人がいるはず。でも、自分の嫌いなところだって自分が思っているほど悪くない。隠したり、変えたりして、無理に好きにならなくてもいい。自分は嫌いでも、そんな自分を好きな誰かがいる。嫌いは嫌いのままでも、大切にすることはできる。
自分を好きになるために、コンプレックスをなくすために脱いだ目黒だったが、彼女は嫌いな自分との新しい向き合い方を見つけた。
脱いだ後、自分の弱さや嫌いな部分を否定し続けるのはやめようと思いました。
それと同時に、今まで自分が嫌いだと思っていたところを肯定してもらえた気がしました。写真を撮られることが嫌いだったのに、脱いだら服を着ていたらわからないようなところを、まわりの人にほめられたりしたことで、顔だけではなく、トータルで見てもらえることに気づけたので救われました。自分が嫌いだと思っていたところも褒められるようになって、違う角度からコンプレックスを見ることができるようになりました。こんなに自分のことが嫌いではなかったら、たぶん脱いでもなかっただろうし、何も考えずに生きていたと思います。