「女性だけで作る、女性目線のグラビア写真集」。元アイドルの女子大生が作る“エロNGなグラビア”
アイドル業界内では知名度が高まりつつあり、アイドルグループのジャケットカバーのアートディレクションを「ぜひがるびあ制作チームで」と依頼されるなど、仕事の幅を広げている。
なぜ「女の子のため」のグラビア写真集が生まれたのか?
NAMIさん:いつも言っているのが、「エロさじゃなくて色気」。私は女の子特有の「儚さ」「強さ」「色気」という要素を大事にしてます。普通のグラビアって、「元気」「爽やか」「セクシー」みたいな切り口で、可愛く or 格好良くってイメージで撮られることが多いんですけど、可愛さや格好よさだけじゃ女の子の魅力って伝えきれないと思うんです
普段私たちがグラビアを目にするのは、その大半が青年誌や少年誌で、いわゆる男性に向けて作られている雑誌ばかりだというのは示唆的だろう。掲載される場所が男性に向けて作られているのだから、写真に求められる傾向は必然的に男性的なものになる。誤解を恐れずに言えば、露出は多ければ多いほどいいし、バストやヒップは大きければ大きいほどいいし、ポージングは過激であればあるほどいい…なんてことになる。しかしそれが誌面に登場する彼女たちの意向に沿っているかと問われれば、必ずしもそうではない。