「カワイイってだけでペットを飼う人が多い」。モデル咲月が“動物と人間のフェアな関係性”を主張する理由
もしペットを飼うなら、動物の譲渡会を開催する団体からもらうのではなく、「ペットショップ」や「ブリーダー」から購入するのがいいという感覚がないだろうか?モデルでZINEなどの物作りをし、最近では映像作品への出演が増えてきた咲月(さつき)も、幼い頃は同じような感覚だった。だが、「ペットショップ」でカジュアルに動物を手に入れることには、大きな問題があるという。今回Be inspired!はペットや里親について知ることのできるギャラリーイベントを企画した咲月に、イベント開催にあたっての思いをインタビューした。
愛犬ぐらと戯れる咲月
動物の譲渡会を開催する団体からもらうほうがフェア
咲月が初めて犬を飼ったのは、小学5年生のとき。当時ペットショップに動物を見に行くことを楽しみの一つにしていた彼女だったが、母親からは「ペットショップで買うのではなく、動物の保護を行うNPOやブリーダーからもらうことを考えてみない?」と言われ、知り合いのブリーダーから一匹もらう話になっていたものの、タイミングが悪く実現しなかった。その後、飼いたいと思う犬に出会えたのは、祖母の家を訪ねた際に偶然寄ったペットショップ。彼女はそこで気に入ったチワワを買ってもらい、「ぐら」