くらし情報『「人が何よりも興味深い」。スケートボード界のレジェンドアーティストが“人を描いて”、現代人に伝えたいこと』

「人が何よりも興味深い」。スケートボード界のレジェンドアーティストが“人を描いて”、現代人に伝えたいこと

すごくハッピーな人を描いたつもりでも、「(その絵に描かれた人は)なんでそんなに落ち込んでるの?」って聞かれたりするんだよね。それで僕は「いや彼は落ち込んでいるんじゃない、ハッピーなんだよ!」って言うんだけど。僕が絵に描いた人で「ハッピーそうに見える」って言われるのは、たいてい女性を描いたときで、花とか木とかが一緒に描かれているものかな。花とかがあると、人はハッピーだって思うのかもしれない。どうしてそう思うのかわからないけど、人の頭には「女性はハッピーにちがいない」みたいな考えがあるみたい。ちょっとそれは変だと思う。僕は自分の絵に描く人を落ち込んでいるように描こうとはしてない。ーご自身のアートや作風を説明するとき、どんな言葉を使っていますか?今のスタイルに近づいたのは大学生のときかな。
すごく自然にできあがったものだね。人とか場所に興味を持つようになって生まれたもので、自分のアートは「social commentary(社会論評)」って説明してる。ビジュアルダイアリーみたいに自分で見た人や場所をリポートしているようなものだからね。だからどんな場所へ行っても、自分の目か、スケッチブック、またはカメラで見たものを記録して、それを持ち帰って絵にする。

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