#013 十数年ぶりに手に取った『エリートヤンキー三郎』に学ぶ、「諦める」という選択肢を持つ生き方|カミーユ綾香の「マイノリティ爆弾」
この諦めという言葉。私、そんなに悪くないことだと思います。自分の思い通りに行かない状況で、我慢したり放り投げたりするという固いオプションの他に、諦めや受け入れという柔らかいオプションを足してあげると良いです。すると心の負荷も少なくてすむ。グッと歯に力の入りそうなときには、エリートヤンキー三郎でも読んでみてください。肩の力もすうっと抜けて、より広い感情のオプションを見えてくるかもしれません。
CAMILLE AYAKA (カミーユ 綾香)
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北九州市出身。在日韓国人と元残留孤児の多く住む多国籍な街で育つ。
難病の重症筋無力症とパンセクシュアルというセクシュアリティの当事者として、様々なマイノリティの生きやすい社会を目指して精力的に活動する一方、ネオ晴耕雨読の生活を実践している。「マイノリティの爆弾」を「マジョリティ社会」に投げつけるために2017年5月から本メディアBe inspired!で連載中。