捨てられたゴミをゲーム感覚でデータ化できるアプリ「リテラティ」が提案する〈デジタルごみ捨て場〉
日常生活のなかで見かけたごみの写真を拾う前に撮影し、Instagramのようにユーザーの間で共有することができるアプリ「Litterati(リテラティ)」。同アプリはごみ拾いにアート性を持たせることでエンターテイメント化させ、さらにごみを拾った場所・時間・ごみの種類・拾った人のデータ化をグローバル規模で可能にした。
Litteratiの創設者、ジェフ・ カーシュナー氏
リテラティの創設者ジェフ・カーシュナー氏は、家族とハイキングをしているときに子どもがポイ捨てされたごみを見て、「パパ、このごみはここにあるべきじゃないものだよ」と言ったのをきっかけに、地球に悪いとは知りつつもすっかり慣れてしまっていた道端のごみの存在に意識を向けるようになる。最初は自身のInstagramのアカウントで拾ったごみの写真を投稿していただけだが、ごみの写真をアーティスティックに撮ることが楽しくしばらく続けていると、世界中の人が自然とジェフを真似してごみの写真を投稿、彼をタグづけするようになったという。これが「Litterati(リテラティ)」のアイデアの原点である。
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