2011年7月27日 17:16
巨匠ジョン・ウー、親バカぶり発揮? 実娘のアクションデビューにハラハラ
とふり返った。
アジアを代表する巨匠に「現場で勉強させてもらった」と言わしめた新鋭監督・チャオピンだが、思わぬ絶賛の言葉に恐縮。「ジョン・ウーがいなければこの映画はできなかったし、こんな成果を上げることもなかった。彼は映画界のウィキペディアであり、百科全書です」と“師”を称えた。
名だたるスターたちのキャスティングについて、チャオピン監督は「ミシェル・ヨーに関しては、当初から私もジョン・ウーも彼女で、と考えていた。中華圏において、アクションと演技をこなせる女優としてベスト3に入る女優」と絶大なる信頼を語った。
一方、チョン・ウソンについてジョン・ウーは「私は日本の高倉健さんが好きですが、ウソンは彼のような俳優。私は、国や文化が違っても素晴らしいと思う俳優を起用したいと常々考えています」と語った。
ちなみに、本作ではジョン・ウーの実の娘もスクリーンデビューを果たしている。その点について尋ねられると「私は、娘がしたいというなら何でも尊重する…要は娘が怖いんです(笑)。彼女は映画監督になりたいと思ってるんですが、そのためには役者として経験を積むことが役に立つと考え、チャオピン監督に出演をお願いしました。