『ハンガー・ゲーム』リアム・ヘムズワース やっぱり闘う女性はほっとけない?
カットニスとゲイルは、どちらも鉱山で命を落とした父親の代わりに家族の生活を支えるという同じ境遇に生きる者同士。リアムは、カットニスから見たゲイルを「唯一頼れる親友の存在であり、唯一現実逃避できる場なんだ」と説明する。正義感に厚くて誠実なゲイルは、当然裕福なエリート層が娯楽として楽しむ「ハンガー・ゲーム」には反対であり、年に1度行われるこのゲームの撲滅を考えているひとり。そんな彼が、ゲームに参戦していく親友・カットニスを見送る姿は切なくもある。
カットニス役のジェニファーについては、「彼女は才能があってどんな作品にも出演できる。『ウィンターズ・ボーン』も素晴らしかったよね」と手放しで称賛するリアム。一方で、それ以上に彼女の妹・プリム役の子役、ウィロー・シールズに対する称賛も惜しまない。「まだ小さいのに才能があるよ!自然に泣いてくれると僕も演技がしやすくて助かる。
彼女は合図と同時に泣けるからすごい。役と同じようにかわいくて面白い子だよ」。
『トワイライト』シリーズに続く人気ノベルの映画化として全米では大ヒットを収め、第2作、第3作の映画化も既に決定している本作。リアムも「頭の中で本に書かれていることを想像してみるんだ。